宮崎市の保育園コスモナーサリー

News & Blog
お知らせ

英語を学ぶということ

コスモナーサリー園だより『うちゅうりょこう』Vol61より抜粋

コスモナーサリーでは、保育英語や親子英語教室など英語にふれることを保育に取り入れていますが、毎回多くの保護者様が親子英語教室に参加される様子を見て、その意識の高さや英語を習得するニーズの多さを感じます。但し、コスモナーサリーが英語を保育に取り入れる理由は必ずしもそれとは違うかもしれません。コスモナーサリーが目指すものは、社会が英語を話す人材を求めているから学ぶのではなく、新しい社会にふれる機会のひとつとして英語を学び、英語を通して自主性と主体性を育むということです。言葉は人を形成します。日本語に於いても方言などは県民性をよく表していると思います。そして、英語の持つポジティブな側面(※主語の次に動詞がくることなど)は前向きな精神を育みます。さらに、日本に於いて子供が英語を話すということはそれだけで『すごいね!』と褒められます。そして褒められた子供は自らでさらに伸びようとします。そんな良い連鎖により 子供たちの自主性と主体性が育まれていくことを期待しています。そしてもう一つの理由が、非言語能力を鍛えるということです。過去に中学校の先生を対象に留学制度があった際、現地の人と仲良くなった先生の教科は英語ではなく、1位体育、2位音楽、3位美術の先生だったという調査結果があります。つまりコミニケーションでもっとも大切なことは言葉ではなく、どんなことにも前向きに取り組める本人の強い意志なのです。英語を学ぶということは、言語能力のみを高めると思われがちですが、英語という新しい領域への取り組みは、前向きな精神や自己肯定感を育むひとつになると考えています。そして最後の理由として、皆さんんが子供の頃、楽しそうに遊ぶ友達や上級生を見て、『私もあの輪に加わりたい!』『あんなお兄さんやお姉さんになりたい』などと思ったことはありませんか?それと同様に、私たち大人が積極的に新しいことに取り組み、英語が出来る出来ないは関係なく、めいいっぱい楽しむ姿こそが、子供達をさらに成長させる最大の機会となると考えています。

さあ、令和2年が始まりました。子供たちの成長の為、子供たちの一歩前で、子供達よりも楽しみましょう!

先生達は月2回、ジェフリー先生に英語を習い、保育の現場に活かしています。