宮崎市の保育園コスモナーサリー

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お知らせ

園だより『うちゅうりょこう』vol.50より抜粋

今しかない子供との時間を大切に!

 親子である以上、子供と過ごす時間はずっと続くと思いがちですが、子どもは小学生になると習い事などで忙しくなり、中学生になると思春期を迎え家族以外の人とより多く過ごすようになり、学生期を終えると家から離れて生活するようになります。つまり、親子として本当に濃密な時間を過ごせるのは就学前までかもしれません。そんな貴重な子供との時間を親としてどのようにしたらいいのでしょうか?。まず第一に子供と過ごす残された時間を意識して、幼児期の子供と過ごす時間は親次第であることを自覚することが大切です。幼少期は、子どもと過ごす時間が一番長い時期です。子どもと公園に行ったりお買い物をしたりして、生活のほとんどが子ども中心の子どもと過ごす時間になるでしょう。しかし、せっかく同じ部屋にいても、子どもを見ずにスマホを見ているならば「子どもと過ごしている」ということにはなりません。幼児期の子どもと過ごす時間は親次第で長くも短くもなると思います。そして第二に「面倒をみてあげる」と考えるのではなく、対等な立場で接することは大切です。親子で同じ目的を持って行動してみたり、違う行動をしていたとしても「あなたを気にかけている」ということを伝えることができれば、子どもと過ごす時間を大切にしていることになるのではないでしょうか。最後に、ご自身の幼少期の親との記憶を思い出してみてください。旅行などの特別な思い出もあるかもしれませんが、おそらくそのほとんどが日常の思い出だと思います。一日に一回、同じテレビをみて笑ったり、食事をしながら「おいしいね」と話したりするだけで、子どもにとってかけがえのない思い出は積み重なっていきます。仕事が忙しいならば、寝る前に絵本を一冊読むだけでも十分です。子どもにとっては、これ以上ない大切な時間になるのではないでしょうか。親が子どもと過ごす時間を大切にしていると、子どもは「大切にされている」と感じるでしょう。子どもが思春期を迎えると、面と向かって話す時間は減ります。しかし、子どもと過ごす時間を大切にしてきた親子ならば、必要なときには腹を割って話す「絆」が出来ているのではないでしょうか。